GeekDesignology

デザイン(チラシの作り方など)について記事にしているブログです!また、イラストや素材の配信もしております!

白紙からチラシを作る⑦

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このページ何ですか?

 「白紙からチラシを作る」と題して、数回に分けて、どのようにすれば良いチラシが出来るのかを出来る限り分かり易くお教えいたします!今回で第7回目です!

今回のお題!

前回は『配色』についてご紹介をさせていただきました!

今回も『配色』について説明をしたいと思います!

『配色』はデザインの命!

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皆さんがチラシやポスターを作るときに、

なんだか、地味だなぁ… とか
すごく目がチカチカする! とか

感じたことはありませんか??

もしかするとそれは、『配色』を誤っているのかもしれません!(ようやく本題に入りました…w)

一般的にチラシやポスターの『配色』は
①ベースカラー
②メインカラー
③アクセントカラー
の3つに分類されます。

①ベースカラーとは、背景や余白に使用する色のことで、チラシやポスターの大部分を占めます。

②メインカラーとは、チラシやポスターを印象付ける色のことで、ベースカラーに続いて多く使用します。(前回の『色の持つイメージ』が最も反映されやすいものと言って差し支えないです。)

③アクセントカラーとは、特に注目してほしい部分に使用する色のことで、ベースカラーメインカラー『補色』を使うことが多いです。(『補色』については後で説明します!)
また、『視線の誘導』としても重要な役割を果たします。(これについては次の回で説明する予定です!)

この3つのバランスが非常に重要で、チラシやポスターの見やすさを大きく左右します!(ウェブ広告や名刺も例外ではありません。)

 

一般的にこの3つの比率を
①ベースカラー:75%~60%
②メインカラー:35%~25%
③アクセントカラー:10%~5%
の範囲で調整すると良いと思います!(様々な書籍やウェブサイトで各意見を見させていただきましたが、概ねこの範囲内です。)

あくまでも基本的な構成の話ですので、必ずしもこの範囲に入っていないとダメという訳ではありません!

デザインに『絶対』はありません!

 

ただ、①ベースカラー②メインカラーイメージを強く与える役割に対して、③アクセントカラーは『視線の誘導』の役割がありますので、多用すると目のやりどころに困る、非常に見ていて疲れるチラシやポスターが出来上がってしまいます…

これが「なんだか、チカチカする…」という原因のひとつです。

また、色を4つ以上使用する際は、それ以上に『配色』に気を配る必要があります。

補色とは?

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補色(ほしょく、complementary color[1])とは、色相環 (color circle) で正反対に位置する関係のの組合せ。相補的な色のことでもある。

補色の組合せは色の表現法によって異なり、CMYKの場合は{ / 青緑},{ / 黄緑},{黄色 / 青紫}、RGBの場合は{黄(255,255,0) / 青(0,0,255)},{青緑(0,255,255) / 赤(255,0,0)},{緑(0,255,0) / 紫(255,0,255)}などである。余色対照色反対色ともいう(ただし、補色は相対する色を直接に指示するのに対し、反対色の指示する範囲はやや広い)。

ある色に別の色を適宜割合で混合して、の場合は物体の場合はというように、彩度低下を引き起こす色についてもいうが、並列した際の視覚的効果の相補性と混合した際の相補性は異なる。

補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立て合う相乗効果があり、これは「補色調和」といわれる[2]

しかし、純色など、明度が同じ補色同士を組合せた場合は、ハレーションを引き起こして、がチカチカしてしまう[3]

【引用】
wikipedia 『補色』
 

ja.wikipedia.org最終更新 2018年6月29日 (金) 06:37

 

超絶簡単にいうと『補色』とは『正反対の色』です!

ベースカラーメインカラーの正反対の色を使用することで、際立たせることが出来るわけです!

先程も書きましたが、際立つので『視線の誘導』の役割があります。

『補色』は意識しなくても視線を注目させる効果がありますので、絶対に伝えなければならないところで使用すると効果的です!

元々、チラシやポスターは情報をつたえるためのツールなので、ここを誤るとチラシやポスターの意味がなくなります!

アクセントカラーの使い方、割合には十分に注意してください!

(『視線の誘導』の詳しい記事は次の回で書く予定です!)

ちなみに①~③を全て近い色にする『補色』をあえて使わないデザインも存在しますが、難易度が相当あがりますし、初めて挑戦するデザインには向きません。

色の組み合わせで印象が変わる?

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第6回目の説明でそれぞれの『色が持つイメージ』についてはおおよそご理解いただけたかなと思いますが、

色は組み合わせによってもイメージが大きく変わります!

例えば、上のイラストのとおり『赤色』『緑色』を組み合わせると『クリスマス』のイメージを表現することが出来ます(これまた国や宗教、個人差がありますが)

『赤色』は「熱い」イメージを与えることも多いですが、『緑色』と併せることで『冬』のイベントのイメージを与えることが出来るのは面白いと思いませんか?

他にも『オレンジ色』『紫色』ハロウィン』『黄色』『黒色』『危険警告』『濃い青色』『黄色』『夜』『桃色』『黄緑色』『桜や春⇒入学・入園・卒業』など色の組み合わせによって特定のイメージを伝えることが出来ます!(無論他にも色の組み合わせはいくらでも存在します。)

 

ここでの色の組み合わせとは主にベースカラーメインカラーを指します。

ベースカラーメインカラーの色の組み合わせによって、イメージは大きく左右されますので、組み合わせを間違えないように注意しましょう!

例えば、デザインにもよりますが、卒業式の案内ポスターを『黄色』『黒色』を基調にしたポスターなんか作った日には恐らく苦情が殺到することでしょう…ww

今回のまとめ!

前回に引き続き、今回のテーマも『配色』でしたが、いかがだったでしょうか?

色を工夫することでチラシやポスターは何倍も良くなり、情報もしっかり伝わります!

逆に色を簡単に考えると台無しになりますので、ここもしっかりとマスターしてくださいね!

余白と併せて、ここもマスターすると各段にチラシやポスターの質が変わります!(保障します!)

 

次回は『視線の誘導』について記事にします!
是非、次回もご覧ください♪

最後まで記事をご覧くださいましてありがとうございました♪
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