GeekDesignology

デザイン(チラシの作り方など)について記事にしているブログです!また、イラストや素材の配信もしております!

白紙からチラシを作る③

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このページ何ですか?

 「白紙からチラシを作る」と題して、数回に分けて、どのようにすれば良いチラシが出来るのかを出来る限り分かり易くお教えいたします!今回で第3回目です!

今回のお題!

前回は『素材』について説明をさせていただきました!

今回は『デザインツール』について説明をしたいと思います!

デザインツールって?

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この記事を見て頂いている皆様は何のツール(ソフトウェア)を使ってチラシを作成していますか?

チラシ作成経験の少ない方はMicrosoft社の『Word』や『PowerPoint』などと答える方が多いと思います。

その理由は…

 ①慣れているから

 ②テンプレートがWebにあるから

 ③そもそも他の手段を知らない

と様々です。

①の「慣れているから」は理屈としては良いかもしれませんが、『Word』や『PowerPoint』はそもそもチラシやポスターを作成するツールではありません!

ですので、簡単なチラシで自社のプリンターで印刷するのであれば可能かもしれませんが、印刷業者に依頼して作成するのであれば、融通が利かないため、お断りされることもあります…(変換する技術をお持ちであれば出来なくもないですが…)

また、「こんな風にデザインしたい!」と思っても、もともとそのように作られたツールではないため、出来ないことの方が多いです…

結果、『広報力の薄いチラシ』の出来上がりです。

 

②の「テンプレートがWebにあるから」は最近よく聞くようになりました。

というのも、印刷業者が見た目にも良いテンプレートを無料で提供しているからです!

「チラシ作成者にとって、メリット以外の何でもない!」

とお思いの方、少し考えてみてください!

あなたがそう考えているということは、他の方も同じように考えているはずです。

つまり、全く同じデザインのチラシが世の中にどんどんあふれていくのです。

一度見たことのあるデザインを内容は異なっているのに何度も何度も見るというのはインパクトに欠けますし、同時期発行のものであれば同じチラシと思われてしまいます。

つまり、『見てもらえないチラシ』の出来上がりです。

 

③の「そもそも他の手段を知らない」という理由が恐らく大半だと思います。

知っていてもAdobe社の『CreativeCloud(通称『CC』)』の『illustrator(通称『イラレ』)』や『photoshop(通称『フォトショ』)』くらいかなと思います。

「デザインツール?良く知らないけど、イラレのこと?名前くらいは知ってるよ!」

という方は割といらっしゃいます。

ただ、仮に知っていたとしても、

「デザイン学校に通っていないし、使い方がわからないし、試しに導入しようと思ったんだけど、買い切りじゃないし高額!」

という方もいると思います。

おっしゃる通りですw
私も『CreativeCloud』は高額すぎて諦めましたww

個人で月額約5,000円(コンプリート版)は流石に手が出ませんでしたww

しかし、実際にプロはデザインツールを使用してタスクをこなしています!

デザインツールは広報力の高いチラシを効率よく作成するためには必要なのです!

「弘法筆を選ばず」ではなく、「弘法筆を選ぶ」のが現実です!

「じゃあ、どうすればいいの?」

そこで私が実際に使用しているオススメのデザインツールをご紹介いたします!

多機能なのに!買い切りで安い!『CLIP STUDIO PAINT』

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私がこのブログのロゴマークやタイトル画像などを作成するときに使用したデザインツールがこの『CLIP STUDIO PAINT』です!

といっても、この記事を読んで頂いている方の多くはそもそもデザインツールをあまりご存じないと思いますので、『Microsoft Office』と『CreativeCloud』と『CLIP STUDIO PAINT』の3つのツールをチラシを作るということを前提に簡単に比較します!

Ⅰ みんな使ったことあるある!『Microsoft Office』

www.microsoft.com 〇 Office Home & Business(永続ライセンス):37,584円(税込)
 〇 Office 365 Solo:年額12,744円(税込)
 【メリット】
  ・パソコンを使用したことのある方なら、ほぼ使用したことがあるであろう誰もが知っているツール。
  (なので、多くの方が使える。)
 【デメリット】
  ・元々デザインツールでないため、細かいデザインが出来ない。または時間が掛かる。
  ・『Microsoft Office』には『Publisher』というチラシ作成用のツールも存在するが、以下の2点にはやはり及ばない。

Ⅱ プロ御用達『CreativeCloud』

www.adobe.com 〇 コンプリートプラン:月額4,980円(税別)
  ⇒月額5,680円(税別)※2019年2月12日付で値上げ!
 〇 単体プラン:月額2,180円(税別)
  ⇒月額2,480円(税別)※2019年2月12日付で値上げ!
 【メリット】
  ・デザイン関係者なら誰もが知っている超高性能なクリエイティブツールセット
  ・多くのデザイン業者や学校が採用している。また、解説ブログや書籍も豊富。
  ・デザイン業界間では『CreativeCloud』専用の保存形式でのデータのやり取りが多い。
 【デメリット】
  ・月額な上に高額。

Ⅲ 多機能なのに!買い切りで安い!『CLIP STUDIO PAINT』

 〇 CLIP STUDIO PAINT PRO(永続ライセンス):5,000円(税込)
               (月額版)500円または1,000円
 〇 CLIP STUDIO PAINT EX(永続ライセンス):23,000円(税込)
              (月額版)500円または1,000円
 【メリット】
  ・『CreativeCloud』を含めた他社のデザインツールに負けないくらい多機能高性能。
  ・職人さんがブラシツールや画像などの素材を無料あるいは有料で提供している専用のページがある。
  ・個人だけでなく、導入するプロや学校がかなり増えてきている。(『ちびまる子ちゃん』の事務所が正式に導入したと最近ニュースにもなった。)
  ・月額版で支払った金額は永続ライセンス版の金額と同額になった場合は永続ライセンスがもらる。また、永続ライセンスに切り替える際は支払った額が割引される。(個人だけでなく、団体がお試しに導入する際にも向いている。)
  【デメリット】
   ・AI形式での入出力が出来ない。(AI形式とは『CreativeCloud』の『illustrator』の保存形式で、デザイン業者や印刷業者において、この形式を求められる事がある。)

 

デザインツールはたくさん存在します。その中でも、なぜ『CLIP STUDIO PAINT』をオススメするのかというと、メリットでも紹介してますが、「職人さんがブラシツールや画像などの素材を無料あるいは有料で提供している専用のページがある。」ということです。

前回のテーマでもある『素材』はチラシを作成するのを慣れている人そうでない人に関わらず、デザイン性や作業効率を向上してくれます!

また、この素材は商用でも使用できますし、素材を使用した際のクレジット表示も必要ありません!(詳しくは利用規約を見てくださいね。)

「デザインをこれからやっていく!」という方には非常に向いているデザインツールと言えます!!

月額500円から使用することも出来ますし、永続ライセンス版でも非常に安価です!

是非まずは『CLIP STUDIO PAINT』を使ってみてください!
※詳しい使用方法については別の記事で紹介するかもしれません!(便利機能紹介等)

今回のまとめ!

今回のテーマであった『デザインツール』を使うことで今まで出来なかったことが出来るようになります!

そして、デザイン性も時間効率も向上します!

チラシはもともと効率よく周知を行うために作るものです!

なのに、デザインが悪く人に見てもらえなければチラシの意味がありません!

また、既存のツールを使ってチラシ作成に大幅な時間を割くよりも、デザインツールを導入し、効率良く作業をした方が本当の意味で節約になります!(時間だってお金なんです!)

重複しますが、是非まずは『CLIP STUDIO PAINT』を使ってみてください!
(年賀状も作れますょ♪)

 

次回は『枠決め』について記事にします!(いよいよ、チラシ作成へ!!)

最後まで記事をご覧くださいましてありがとうございました♪
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